Warning: Constant WP_DEBUG already defined in /home/thv004/subetegafootball.com/public_html/wp-config.php on line 85
【観戦初心者向けマッチプレビュー】横浜F・マリノス vs 浦和レッズ|すべてがFootballになる
試合プレビュー

【観戦初心者向けマッチプレビュー】横浜F・マリノス vs 浦和レッズ

サッカーの無い生活がどれほど精神的に苦痛だったことか

週末の楽しみが無くなり、ぽっかりと空いた時間を何かで埋めようとしても心の隙間が完全には埋まることはなかった

だが、我々は戻ってきた

約4か月の中断期間を経て先週、再開開幕されたJリーグ

一足先にJ2ならびにJ3の試合が行われ、リモートマッチ(無観客試合)のため観戦は画面越しであったが、改めてサッカーのある日常が戻ってきたと多くの人が感じたのではないだろうか

さて、今週末はいよいよ満を持して我らが横浜F・マリノスの登場であり、再開初戦の相手は浦和レッズとなる

過去の直接対決の成績

HOMEAWAY
2019年3-13-0
2018年1-21-0
2017年3-21-0

通算成績:24勝7分18敗

直近の試合結果

横浜F・マリノス

2月23日 J1
ガンバ大阪
2月8日 XEROX
ヴィッセル神戸
2月12日 ACL
全北現代
2月19日 ACL
シドニーFC
1-23-3
PK:2-3
2-14-0

浦和レッズ

2月21日 J1
湘南ベルマーレ
2月16日 ルヴァン
ベガルタ仙台
3-25-2

スタメン予想

横浜F・マリノス

實藤友紀

昨年、同ポジションでレギュラーだったチアゴ・マルチンスが3月上旬に右足第5中足骨を骨折したため、3月下旬に急遽獲得したと思われる選手
チアゴ自体は手術と治療のためブラジルに一時帰国するも6月6日に再来日し、既に全体練習には参加しているが怪我明け間もないということもあり、實藤のスタメンを予想

遠藤渓太

ACLで結果を残したことによりJリーグ開幕戦ではスタメン起用されたが、ポジション争いを繰り広げるエリキとどちらになるかは予想が難しい

浦和レッズ

武藤雄樹

今季リハビリからスタートしたものの傷は癒え、6月13日に行われたFC町田ゼルビアとの練習試合ではボール保持時に前への推進力などで際立った動きを見せていたことから汰木康也ではなく武藤雄樹の可能性も考えられる

柏木陽介

町田との練習試合ではコンディション調整に重きが置かれていたのか理由は知らないけど出場回避したのが気になるため他の選手、長澤和輝あたりが起用されるかも

怪我・出場停止情報

パク・イルギュ(横浜F・マリノス)

右手骨折のため全治2ヶ月

試合内容の展望

新型コロナウイルスの影響でリーグが中断され、それに伴って練習自体も休止せざるおえない状況となった

そして、5月末ないし6月頭から各チームが練習を再開したが、その内容は非公開などによってベールに包まれたままとなり、チーム状況や各選手のコンディションも分からず終いのまま今日に至る

よって昨今では非常に珍しく情報が遮断された中で迎える試合は想像の範囲に留まるか、それを超える秘策が飛び出すのか、未知の中から道を切り開いていくしかなく、分析に長ける浦和の大槻毅監督がこの試合に向けて仕込んできたとしても何ら不思議ではない

また、交代枠の面など今までとは異なるシチュエーションで行われるためにチームマネジメントの観点からも興味関心が沸くが、幸いな事に両チームとも今季初試合でないため、中断前の試合から今季の方向性が垣間見える

ポイント① 中盤中央の前のスペース

おそらく浦和は1442のシステムでスタートをすると考えられ、攻撃時の注目すべき点は中盤中央の前のスペースでレシーブをする選手を如何にして作り出せるかである

2トップが縦関係を築いて片方が下りてくるのか、サイドハーフが中に絞るのか、センターハーフが前目に位置するのか、中央のスペースを突破口にしてビルドアップの円滑化を図り、最終的にサイドでの局面勝負からフィニッシュを狙うといったパターンを構築している

レシーバーを誰が担うのかについては特定の選手に委ねることはなく、様々な選手が当該エリアへ入り込んで動き出しを図ろうとするが、マリノス側としては「残念そこは喜田拓也!」と言いたい

中盤でピンチを未然の防ぐことが持ち味の喜田拓也にとっては真に見せ場と言える試合になるだろう

ポイント② 巣立っていったストロングポイント

今季の浦和のストロングポイントはサイドにあり、右サイドの関根貴大も十分に危険な選手だが、左サイドを担う汰木康也はそれ以上に厄介な存在である

足に吸い付くようなタッチでスピードに乗ったドリブルを持ち味とし、緩急を使って相手を一瞬で置き去りにして中に切れ込んで行ってチャンスメイトをする選手で、プライマリー⇒ジュニアユース⇒ユースというマリノスアカデミー出身者だ

当然ながら、この試合に賭ける想いは人一倍強うだろう

そして汰木康也の後方に位置するのが山中亮輔

こちらはマリノスアカデミー出身者ではないが、2017,18年とマリノスのトップチームに在籍していた選手で、振りの速い左足から繰り出される強烈なシュートと高精度のクロスが持ち味である

カウンターから左サイドを経由しての得点シーンが多いため、彼らを如何にして食い止めらられるかがポイントになってくるが、山中自身は守備を不得手としているため、そこに付け入る隙があるとも言える

ポイント③ クロス対応

浦和の試合を(ハイライト動画を何十回と)観ると中断前から相手クロスへの対応によって失点に繋がるシーンが多く見受けられ、町田との練習試合でも同様の印象を持った

上記のシステム図を参考に説明すると、例えば右サイドにて仲川輝人や松原健がクロスを上げる時に浦和の右サイドバックである橋岡大樹が中央に絞るため、ファーサイドが空きやすい傾向にあり、クロスに対してニアではなくファーに流れていたマルコス・ジュニオールに決定機が訪れるといった感じ

なので、マリノスがクロスを上げた時に逆サイドでフリーになっている選手がいるかどうか、いるならばその選手が得点に大きな影響を及ぼすだろう

まとめ

いよいよ、リーグ再開である

が、第1節から約4ヶ月も空いているため、再開と言うよりも今季2回目の開幕戦と言ったほうがしっくりくるのは私だけではないはず

新型コロナウイルスにより、先ずはリモートマッチ(無観客試合)という形で臨むことになるが、踏み出したこの1歩を確かなものにし、存分に楽しみながら次の1歩、また次の1歩へと繋げていこうではないか

勝利とともに

 

ちなみに、リモートマッチ(無観客試合)ですのでガイドラインに沿って試合会場へは近付かないようお願い致します!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です