試合プレビュー

【観戦初心者向けマッチプレビュー】横浜F・マリノス vs ガンバ大阪

昨年、15年ぶりのリーグ制覇を成し遂げた我ら横浜F・マリノス。

明けて2020年、ゼロックス+ACLと既に3試合の公式戦を戦ってますが、上々の滑り出しを見せた中で気持ち新たに迎えるリーグ開幕戦。

ホーム日産スタジアムで行われるこの試合、対戦相手は奇しくも昨年と同じくガンバ大阪です。

過去の直接対決の成績

HOMEAWAY
2019年3-13-2
2018年1-11-2
2017年0-12-1

直近の試合結果

横浜F・マリノス

2月8日
ヴィッセル神戸
2月12日
全北現代
2月19日
シドニーFC
3-3
PK:2-3
2-14-0

ガンバ大阪

2月16日
柏レイソル
0-1

スタメン予想

システム

※上記は直近の試合時のスタメンになります。

マリノスは2月19日に行われたACLでのシドニーFC戦
ガンバは2月16日に行われたルヴァンカップでの柏レイソル戦

横浜F・マリノス

GK 梶川裕嗣 ⇒ 朴一圭

LWG 遠藤渓太 ⇒ エリキ

CF オナイウ阿道 ⇒ エジガル・ジュニオ

上記、3つのポジションでスタメン変更を予想

ガンバ大阪

CHの中央を井手口陽介から矢島慎也に変更するかも…

怪我・出場停止情報

マリノスはCB畠中槙之輔、ガンバはCB昌子源がそれぞれ怪我の影響により出場回避が有力

試合内容の展望

昨年、一昨年と2年連続で残留争いを強いられるもののGK東口、CB三浦、CH井手口、CF宇佐美をはじめとした日本代表クラスの選手を取り揃えてるため、個々の能力は非常に高いことが窺い知れる。

率いるのは、2002年、2006年のW杯に日本代表の主将として出場した宮本恒靖。監督として3年目を迎える。

故に大きな変更点はなく昨年からの継続が基本路線であり、今年こそはタイトルを!と掲げるガンバ大阪ではあるが、先日行われた今季初の公式戦となったルヴァンカップ対柏レイソル戦では敗戦を期することとなった。

リーグも黒星スタートとなるか、勝利することで今季に対する期待値を高めるか。

マリノスとしては、ゼロックス+ACLと既に3試合を消化しこの試合で今季公式戦4試合目のため、エンジンの掛かり具合に違いを見せつけることで昨年同様、開幕戦でガンバ大阪に勝利して最良のスタートを切るべく、勇猛果敢に振舞ってなぎ倒すのみです。

ポイント① キーマン小野瀬康介

ガンバ大阪と言えば、昨年のデータをみるとリーグ1右サイドからの攻撃頻度が高いが、それは小野瀬の活躍なくして語ることは出来ず。

小野瀬康介、ドリブルに定評がある選手ということもあり、昨年はボールを渡すので後は宜しく状態の中、期待に応えるべくチャンスを多く作り、時にはサイドから中央へと入ってきて自らも得点する有能っぷりを発揮したことにより今やチームにとって欠かせない選手へと成長した。

今年は、サイドからではなく最初から中央にいればより得点に絡めるぞって事でFWでの起用が見込まれる。

昨年、マリノスのホームで行われた対ガンバ大阪戦。

マリノスは3-1で勝利したものの、1失点は中央に入ってきた小野瀬が遠藤とのパス交換後、ドリブルで1、2人交わしてシュートって流れでやられたため、まずは小野瀬を止められるかどうかポイントとなる。

ポイント② 左右の槍

前途した小野瀬はFW起用が見込まれるため、では誰が右サイドを担うのかって話になるが先のルヴァンカップ同様、福田湧矢が有力。

東福岡高校出身でプロ3年目の選手である。

こちらもドリブルで仕掛けていくタイプの選手だが、後方に位置するCB新里は新加入であり、IH倉田を含めた3人での連携はまだまだ…

ということで、マリノスとしてはそこを突きたいわけだが、ゼロックスで披露したように今季はエリキがLWGを担うマリノス。

昨年CFで起用されてた時と比べると、やり辛そうな印象を受けたが、(たぶん)ベンチにはACLで活躍した遠藤渓太が控えているため、胡坐をかくわけにはいかず。

なので、どちらのチームがサイドを制し優位に立てるかが勝機の分かれ目となる。

ポイント③ ボールを奪う井手口

ガンバ大阪のアンカーを務めるのはルヴァンカップと同様の布陣で臨むなら井手口陽介。

豊富な運動量でピッチの至るところをカバーしつつ、フィジカルの強さを活かしたボール奪取に定評のある選手。

先のルヴァンカップ、そして昨年とアンカーで起用された時の井手口は攻撃時においてチームのリズムを崩すため決して良い印象を持つことはなかったが、昨年リーグ1の得点数を叩き出したマリノスとの対戦ということでガンバ大阪としては劣勢に立たされることが考えられるため彼の守備力が試される。

マリノスの攻撃の特徴の1つにOMFのMジュニオールがピッチを縦横無尽に動き回ることによって様々な場面で絡んでいくことで多くのチャンスを生み出すが、それに対して井手口がゴール前のフィルター役として機能するかどうか。

観戦時はどうしてもボールを中心に観ることが多くなってしまいがちだが、マリノスがボールを失った時=井手口が奪ったとなるか、ボールを視野に入れつつ彼がどこに位置しているか見ることをお勧めします。

まとめ

リーグ開幕、船出の時であります。

そして「一年の計は元旦にあり」と言うことで、ただの1試合にあらず。

ならば誇ろうではないか、横浜の強さを。

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